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人材紹介

如水パートナーズの
人材紹介の強み

当社顧問の山上隆治が、奥井社長にヒアリングしました。

株式会社如水パートナーズ
代表取締役 奥井武史

1965年3月灘高等学校卒業。1969年3月一橋大商学部卒業。昭和電工株式会社で経理、IT開発。その後ローム株式会社などベンチャー6社で経営管理。

求職者にどのようにアドバイスをしていますか?

Q.世の中に役立つ仕事をしたい、将来家業を継ぐとか起業のためにより技術や知識を身につけたい、と転職を考えている人は多いですね。そんな人にどのようにアドバイスをしていますか?

先ず「今迄にやりきったことは何ですか?」と聞いています。これによって、どのような基礎的な力を身につけているか、考え方、行動力、忍耐力はどのようなものかを把握でき、その人によってアドバイスの方法を変えています。

Q.どのように変えているかを具体的に教えて下さい。

若い人の場合は、あくまで転職ファーストではなく、転職しないとどのような問題が解決できないのかから一緒に考えます。その人の強みは何か、理想と現実のギャップに何があるかを質問しながら探り、具体的な言葉にして行きます。

表面的なマッチングではなく、本質的なコンサルティング

Q.求職者の経験に添い相談に乗るのですね。多くの経験がないと難しそうです。

その通りです。求職者の経験を理解することは勿論、求人企業の業界や会社の実情も見抜いて、はじめて本質的なコンサルティングができます。転職者の希望を聞いて求人を提案するだけでは、コンサルタントが介在する価値がありません。
私は大手とベンチャー企業の製造、販売、財務、システム等の経営諸機能に携わってきたので、求人会社の実情を見通し、求職者の意向に添って求人企業を提案することが出来ます。

求人企業の中長期的な課題の探索が鍵

Q.求職者と求人企業の本質的なマッチングのためには、求人企業の内側もよく知る必要があるのですね。

そうです。求人企業の経営者と現場では、志向が違う事も多いのです。企業は事業課題を解決するために人を採用するのですが、その課題解決にこの求人内容が最適であるかどうかは、求人企業の中でもわかっていないことが多いのです。
企業は要望のあった人材が欲しいのではなく、課題を解決してくれる人材が欲しいのです。要望のあった人材の要件はあくまで求人企業の仮説だという認識で、求人企業に別の人材の要件を提案することもあります。

マニュアル的にヒアリングするだけでは本音は引き出せない

Q.これは、経営経験から提案できるのですね。

求職者でも同じことが言えます。自分に転職経験がないと本音で話せません。
マニュアル的にヒアリングし、求人企業をそのまま紹介したのでは、求職者は「あまり理解してもらえず本音で話せなかった。この求人案件も自分にマッチしていないだろうな。」と感じます。
求職者の学歴や職歴だけを見るのではなく、先入観を捨てて深くヒアリングし適切な提案をすることによって、求職者の本音を引き出すことが出来ます。

御用聞きでない、対等な関係

Q.求職者と求人企業の双方に対して深くヒアリングすると、厚みを持って提案ができるということですね。

そうです。求職者の課題や想いと、企業の中長期的な課題や想いの双方を理解して、初めて本質的な求人提案ができ、そこで自信と熱意が生まれ、人を動かすことが出来るようになります。
コンサルタントが御用聞きになると、コンサルタントの価値はなくなってしまいます。
お互いが見えていないニーズ同士を繋げることが、弊社の仕事です。

(質問者 当社顧問 山上隆治)
1973年3月一橋大商学部卒業、University of Strathclyde MSc、MIT MSc。大手鉄鋼会社で財務、米国子会社責任者、ベンチャーキャピタル主宰。2006年-2015年東京農工大客員准教授。現在アイネット株式会社代表取締役、当社顧問。